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2006年6月 1日 (木)

アルバム・ジャケット品評会 後編 (其之弐)

今回をもって全2回となる

「アルバム・ジャケット品評会 後編」 の

完結を見るとともに、

これまで6回に分けてお送りしてきた  

「アルバム・ジャケット品評会」 そのものの企画も

完結を見ることになります。

本当は2回分に分けて記事をアップするつもりだったのですが、

ブログ・サーバーの都合上、

これだけ大業な分け方になってしまいました。

 

とりあえず、

おバカなジャケ写特集の完結編と全体の寸評を

お楽しみください。  

 

  

 

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THE 2 LIVE CREW

AS NASTY AS THEY WANNA BE

LIL’ JOE1989

 

マイアミを代表するエロ集団。

まあエロってのはこのジャケ写見てもらったら

わかると思うけど、

当時、

あまりの過激なエロネタに

全米各地で不買運動が起こったほどだったんだよね。

実は筆者、

彼らのメキシコ・ツアーに参加する機会があって

移動を共にしたのだが、

さすがエロ先生、

リムジンの中でも隣にはべらせたネエちゃんの

尻ばっか撫ぜ回してやがったよ。

筋金入りです。

彼らの他にも、

N.Y.QUEENS出身のAKINYELEなんかが

その筋金入りのエロ魂を連綿と受け継いでいる。

 

 

 

 

 

 

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SNOOP DOGG

DA GAME IS TO BE SOLD,NOT TO BE TOLD

NO LIMIT1998

 

HIP HOPのバブリーなイメージを

ある意味一番具体的な視覚効果を以って表現したのが

この時期の一連のNO LIMIT作品群だった。

そのイメージ戦略と

COMING SOON攻撃”

寸暇を置かず続々と

レーベル内のアーティスト作品をドロップし続ける戦略)

が当たりに当たりまくって、

一躍シーンの注目レーベルへとのし上がった、

NO LIMITの諸作品群の中でも、

電撃的な移籍が多いに話題を呼んだ、

彼の移籍一発目となる本作は

特に華やかであった。

毒々しいと言うか、

この悪趣味なジャケットが全てを物語っている。

自分の欲望の対象物をポンポンと並べただけって所が

なんだか“子供が描いた絵”レベルしかなくて、

そんなお馬鹿さん加減が結構好きだったりする。

 

 

 

 

 

 

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MASTER PMP DA LAST DON

NO LIMIT1998

 

⑥同様、

同レーベルのボスなる彼のこの作品は、

当時の彼らの隆盛の極みを感じさせる。

このジャケ写、写真だと見難いが、

ちょっとした仕掛けが施されていて、

現物では彼の左手のロザリオや

右手に持つ葉巻の煙がユラユラと動くのである。

って言うか、

一体何考えてこんなモン作ったんだろ?

おバカすぎる!

後のライバルとなる

CASH MONEYの作品群やその他、色々な輩が

このテのBRING BRINGなジャケをパクっていたが、

やはりオリジネイター強し!と言ったところか。

表題が示唆するように、

彼自身のラスト・アルバムとなるハズだったのだが…

未だに表舞台出っ放しです。

二枚組、ボリューム満点の作品である。

左手、プラプラやし!!

 

 

 

 

 

 

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GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE

THE MESSAGE

CASTLE MUSIC UK1982

 

最後のノミネート作品は

これはCDアルバムじゃないんだけど、

OLD SCHOOLに敬意(?)を払う意味で

特別ノミネート。

スクラッチの生みの親が率いるクルー各人が

それぞれに好き勝手に

思い思いのファッションに見を包み…って、

アンタら、メチャクチャやん!

ポーズもバラバラだし、

やりたい放題ってカンジそのままです。

それが逆にこのカルチャーの黎明期の

得体の知れないパワーを見事に写し出している。

“オレ達最高にイケてるぜ!”ってナルシズムの気迫が

ここに溢れ返っている。

決して自分では真似したくないけど、

でもスタンスはカッコイイっしょ。

いいよね、HIP HOPって。

何て言うか…素敵です。

 

 

 

 

 

寸評

 

って言うか、

全部込みでアレだね、アレ。

まあHIP HOPに関わらず、

ジャケット写真というものは

アーティストとしての個性の発露だからさ、

どんなジャンルであれ、

視覚のもたらす効果って大きいし、

そういう意味でもジャケットって重要だよね。

ここに挙げたのはごく一部のモノなので、

“オレの方がもっとオモロイCDジャケット知ってるぜ!”

って人はたくさんいるだろうから、

そんな人は自分の宝物に留めておかず、

ぜひ皆にも教え広めていきましょうね。

 

 

実は、今回の記事で

このブログも99回目の更新となりました。

なんとか100回を目指してきた飽き性の僕としては

約半年間で100更新は

なかなか上出来な方ではないかと思っています。 

えらく手前味噌な話ではあるのですが。。。

で、これまた手前味噌な話ではあるのですが、

次回の100回目の更新を記念して、

新たな企画物に取り組もうと考えています。

まあ、

まだ新譜のネタが仕入れられてへんってコトなんですが、

そういった場繋ぎ的なところも掛けて

次回から数回にわたって

ノンフィクション冒険活劇的な物語を

ココに披露したいと思います。

 

乞うご期待!

 

 

2006年5月31日 (水)

アルバム・ジャケット品評会 後編 (其之壱)

今回から

「アルバム・ジャケット品評会」

後編に突入いたします。

前編では、僕のカッコイイと思うジャケ写を特集して

記載してきましたが、

後編では、おバカなジャケ写を特集して

記事に仕立てております。

ちなみに、後編は全2回に分けて

お送りする予定です。

では、お楽しみください。。。

 

  

今回はHIP HOPに見る

“バカ丸出し”のジャケット写真について特集している。

 

 

 

 

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SHOW AGGOODFELLAS

PAYDAYFFRR1995

 

いきなりなんだけど…

なんじゃコレ!?

こんな色気なくていいの?

ってカンジの①は

さすが漢汁(オトコジル)溢るる

DIGGIN’IN THE CRATES(D.I.T.C.)の

猛者だけのコトはある。

にしてもコレはちょっとヒドすぎない?

いくら低予算だからってさ…

イヤ、知らないよ、そこんとこの事情はさ。

でも金かけなさすぎでしょ?

でもコレだからイイってのも彼らだから肯けるんだけど。

まあ要は“中身聞けよ!”ってコトっしょ?

 

 

 

 

 

Oneforall  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

BRAND NUBIANONE FOR ALL

ELECTRA1990

 

このジャケは何と言っても

GRAND PUBA (左手前) のイイ顔に尽きる。

なんて締まりのない顔なんだ!?

こんな抜けた顔でキメられてもコッチが困ります!

ってなもんだ。

でもイイよね。

憎めないって言うか、

愛すべきHIP HOP馬鹿の顔だよね、コレは。

作品としては

今となってはあまり権威のなくなった基準で言うことになるが、

THE SOURCE誌から5本マイクの評価を受けている、

とだけ言えば想像に難くないだろう。。。

間違いなく歴史的名盤の一枚である。

皆、嫌なコトあったらこのジャケのPUBA見て、

ささくれた心を癒してもらおうじゃないか!

 

 

 

 

 

 

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BIZ MARKIEBIZ’S BADDEST BEATS

COLD CHILLIN’1993

 

彼はねえ、

もうHIP HOPってアートフォームがなきゃ

多分アレだったね、アレ。

これは絵だけど、

実物も大して変わんないよ。

正にまんま、

コミックから抜け出てきたような

強烈なキャラクターです。

しかも“素”で!

シーンがどうのこうのって言うのは嫌なんだけどさ、

けど彼を受けとめるキャパシティーこそが

このシーンの素晴らしい所だよね。

もう彼の作品は彼って人間込みで

一つのアートです。

ヘタウマな唄とヒューマン・ビートボックスの腕が

味まくりのHIP HOPの産物です。

 

 

 

 

 

 

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OL’ DIRTY BASTARDNIGGA PLEASE

ELECTRA1999

 

RICK JAMESに扮するO.D.B.の奇態が

前面に押し出されたジャケ写。

彼の2ND作に当たる本作は

そのジャケ写に負けず劣らずの内容で

ファンの期待を裏切らない

O.D.B.のO.D.B.たる所以がそこには宿っている。

上記BIZ同様、

彼もHIP HOPというアートフォームに

救われた一人と言っていいでしょう。

このジャケ写から見てもらっても分かるように、

ほんとキ○ガイだよね。

今となっては昔の語り草ともなった

当時のWU-TANGのアノ壮絶極まる勢いは、

彼の担っていたこのテの狂気によるところが

大きかったと言わざるを得ない。

この度シャバに戻り、

めでたくROC-A-FELLAと契約しての彼のカムバックは、

ファンにとっては何ともうれしいニュースである。

これを機にWU本体の飛躍的な復活を望みたいモンだね。

本作の内容は楽曲自体、

非常にクオリティーの高いまとまりのあるものが多く、

そこに彼の狂気を孕んだ

アーティスト魂が炸裂しています。

 

※この記事は2003年に書いたものです。

 R.I.P. O.D.B.&RICK JAMES!

 

 

 

次回、

「アルバム・ジャケット品評会 後編(其之弐)」

お送りします。

前述しましたように、

今回の特集の完結編になります。

まあ、そないに大業な言い回しで煽るほど、

大層な特集ではなかったのですが。。。

 

2006年5月29日 (月)

アルバム・ジャケット品評会 前編 (其之肆)

引き続き、ジャケット品評会です。

前編は今回で完結です。

 

 

 

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JAY DEE a.k.a. J DILLAWELCOME 2 DETROIT

bbe2001

 

これはクロい!

bbeBEAT GENERATIONシリーズに登場した

秀逸の作品。

煙たいジャケ写そのままに、

内容も彼の煙たい煤けた感性が大爆発している。

非常にクオリティーの高い

サウンド・プロダクションと相俟った

ハードボイルド感溢れるそのジャケ写から、

煙に巻かれそうな錯覚さえ覚える。

筆者にとっては、

JAY DEE緒関連作品の中でも

一番彼のソウルを感じられる作品で、

トータル的なバランスとしても

文句のつけようがない秀作です。

R.I.P. JAY DEE

 

 

 

 

 

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PETE ROCKPETE STRUMENTAL

bbe2001

 

⑬同様、今作もbbeの同シリーズの作品。

概して、

このシリーズのジャケットは皆どれもカッコよく、

作品内容に関しても非常に音楽性が高い。

もちろん本作がスバラシイ作品であることは

改めて言うまでもないが、

あえて言及すれば本作はインスト作品である。

インスト作品だけあって、

PETE ROCKマナーのゴリゴリとしたビートと

ホーン使いが浮き彫りになっている。

個人的な嗜好としては、

ボーカルが入ってたらなおカッコよかったであろうに。。。

にしても、このジャケ写、クロいね~!

シブすぎです。

 

 

 

 

 

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PETE ROCK C.L.SMOOTH

THE MAIN INGREDIENT

ELECTRA1994

 

オオトリは⑫に続くPETE ROCKの初期作品。

つまり、伝説のユニット、

PETE ROCK C. L. SMOOTH3RD作。

①にも似通った感のある構図もさることながら、

やはり小物の数々が風味を醸し出しています。

特に部屋中に溢れ返ったヴァイナルが

HIP HOP特有のむさ苦しい臭いを

この一枚の写真に集約して閉じ込めている。

職人的なポジションから見ても

①のGANG STARRと肩を並べる非凡な才能の持ち主で、

もちろんその内容が悪かろうハズもなく、

まあ簡単に言っちゃえば、

皆このクロいFUNKNESSにトバされちまいな!

 

 

とりあえず、前述のとーり、

今回をもって 「アルバム・ジャケット品評会 前編」

完結します。

次回から、

おバカなジャケ写ばかりを集めて品評する

「アルバム・ジャケット品評会 後編」

お送りしたいと思います。

・・・・・

・・・・

・・・引っ張りすぎって?

そこのところはひとまず大目に見てやってください。

では次回、乞うご期待?!

 

2006年5月28日 (日)

アルバム・ジャケット品評会 前編 (其之参)

引き続き、

アルバム・ジャケット品評会 前編 (其之参) を

お楽しみください。。。

  

 

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BUSTA RHYMESEXTINCTION LEVEL EVENT

ELECTRA1998

 

 

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BUSTA RHYMESANARCHY

ELECTRA2000

 

LEADERS OF NEW SCHOOL時代からソロを経て、

彼のキャラクターは際立ってポップだった。

唯一無二のその存在感は

現在のシーンにおいても変わることなく

カリスマ性を発揮しているのだが、

彼自身のアルバムにおけるスタンスは⑦の示す通り、

非常に世紀末的な暗澹を強く警告していた。

それは⑧についても同じであるが、

シーンにおける彼の立ち位置と

実際の彼のアルバムでのスタンスが

あまりにかけ離れすぎている為、

どうも彼のアルバム・セールスは

イマイチ奮わないようである。

筆者的には

こういったジャケやアルバム内に見る

鬱々とした彼のイメージも嫌いではないんだけどね。

 

 

 

 

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LUDACRISWORD OF MOUF

DEF JAM SOUTH2001

 

 

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LUDACRISCHICKEN-N-BEER

DEF JAM SOUTH2003

 

上記BASTAと同じく、

彼のようなビジュアル的なキャラ立ちってのは

近年のオーバー・シーンを生き抜く上で

必須となっているワケで、

プロモーション・ビデオと平行して投げかける

イメージ戦略って今や

この音楽業界では欠かせなくなっている。

⑨、⑩はどちらも

彼のエンターテイメント性が爆発した好感触の内容。

ジャケ写は、

実は二つとも見開きになっていて、

ブックレットを開くと

更に奥行きのあるストーリー性の高い世界が

そこに広がっている。

正にエンターテイナーの彼らしい、

見ていて楽しくなるジャケットである。

開いた絵は実物で確かめてくれ。

 

 

次回、

アルバム・ジャケット品評会 前編(其之肆)を

お送りしたいと思います。 

 

 

 

 

2006年5月27日 (土)

アルバム・ジャケット品評会 前編 (其之弐)

引き続き、アルバム・ジャケット品評会の前編から。。。

 

 

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CMAOVERALL

CMA RECORDS1999

ふとジャケ写に吸い寄せられて手に取った作品。

グループ名CMAとは

CALIFORNIA MUSIC AUTHORITYを略したモノで、

その名とジャケ写にもあるように、

CLIFORNIAのアンダーグラウンド界を中心に

活動する実力派のグループ。

彼らに関する情報は

未だほとんど認識されていないままなのだが、

そのワリに結構聴き込むくらい作品内容が良くて、

当時の時流に流されていない彼らのスタンスには

爽やかな感動さえ覚えた程である。

ジャケ上のCLIFORNIAの地図に貼り巡らされた

コラージュ写真がいかにも朴訥としていて、

虚飾に飾り付けられていないところがカッコイイ。

 

  

 

 

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BLACK STARBLACK STAR

RAWKUS1998

ご存知、

MOS DEF TALIB KWELI are BLACK STAR

最初で最後(?)の作品。

木目調にラスタ・カラーの雑なプリントが味まくりだ。

この作品を機に

二人の大活躍が始まっていくワケなのだが、

二人のそれぞれのソロ、

あるいは別ユニットでの活動を見ていて、

そのどれもが高いクオリティーを保持してはいつつも、

やはり原点であるこの作品の方が魅力溢れる

HIP HOPマジック“に詰まっているように思える。

親元となるRAWKUSが揺れ動く為、

二人のユニット再結成は

未だ五里霧中の希望的な話だが、

いつかまたBLACK STARとしての作品が

ドロップされる日のコトを

きっと多くのファンが待ちわびているハズ。

 

 

 

 

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ERICK SERMONDOUBLE OR NOTHING

DEF JAM1995

これはカッコイイというのではないのだけど、

強烈なインパクトのあるジャケ写。

夜中、暗闇の中で見ると

ビビッてしまいそうなくらいだが、

どこか洗練されたスタイリッシュさを感じさせる。

全面に並べられた14枚のERICK SERMONの右目が

何かを物語っているように思えてならないのは

筆者だけだろうか?

彼のソロとして2枚目の作品です。

中身のFUNKYなのは言うまでもないでしょ?

 

  

 

 

 

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DIGABLE PLANETSBLOWOUT COMB

PENDULUM1994

洒落たJAZZ使いとソフトなラップで

その名を世界に轟かせたこのグループの

2ND作のジャケ写。

題名の示すコーム(櫛)を単色で描いた

シンプルな表現法に思わず魅かれてしまう。

手書きの線の柔らかみとモノトーンさが

このグループの併せ持つポップさとシュールさ、

そしてセンスの良さを見事に顕している。

ちなみにデビュー作ではGRAMMY賞を受賞しています。

HIP HOPのマチズモ的な固定観念に対する

カウンターとして一役買ったグループだ。

 

 

更に前編(其之参)へ続く。。。。

2006年5月26日 (金)

アルバム・ジャケット品評会 前編 (其之壱)

“ジャケ買い”という言葉がある。

レコ屋、CD屋にて、

そのアーティストや音楽に対し何の前知識もなく、

ただジャケット写真に一目惚れして購入してしまう、

言わば衝動買いの一種にあたる行為がそれだ。

筆者の経験上、

CD物色中におけるジャケット写真の占める

重要性の割合は非常に高い。

ジャケ写に見るアーティスト・イメージって

その音楽性のセンスと

直結している場合が多々あるからだ。

だから結構“ジャケ買い”をしている。

今回はHIP HOPに見る

ジャケット写真のアレやコレやについて、

前後編の二部に分けて紹介していこう。

前編では、カッコイイ

HIP HOPスラングで言うところの

DEF”で“ILL”で“DOPE”で

COOL”で“BAD”で…って、

コレ皆死語なんだろうけど、

今回はあえて、とりあえず!!)、

もしくは意味深なジャケット写真について特集し、

後編では

バカ丸出しのジャケット写真について特集している。

 

差し当たり、今回の品評会に際しては

CDアルバムに括っての記載となっているので、

まずその点をご了承頂きたい。

また、CDアルバムに括った事により、

OLD SCHOOL期の作品の出展が少なくなっている。

更に、筆者の嗜好から

フィメール・ラッパーからの出展がないのだが、

これは独断と偏見に基づいた品評会なので、

これらの点も併せてご了承頂きたい。

では、まずは前編。

 

 

 

 

Gangstarrdailyoperation  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GANG STARRDAILY OPERATION

GOLD RUSH1992

見てくれ、このクロさの滾りまくり具合を!

これぞHIP HOP FUNKNESSだ!

HIP HOPのジャケ写の中でどれが一番カッコイイ?”

て聞かれて、筆者が一番に挙げるのがコイツだ。

GANG STARRどころかHIP HOPに関してさえ

何の前知識もなかったこの頃の筆者が、

何の気なくそのビジュアルに吸い寄せられ、

手に取ったが最後、

そっちの世界にまんまとトバされてしまったワケだ。

構図、二人の佇まいから細々たる小物の全てに到るまで、

正に完璧すぎる。

そして、このジャケットのイメージに違わない

内容の黒々としたFUNKNESS GROOVEがまたタマラナイ!

皆このクロさにトバされちまいな!

 

 

 

 

Uptownsaturdaynight  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CAMP LOUPTOWN SATURDAY NIGHT

PROFILE1997

 

“絵モノ”が好きな筆者にとってはタマラナイ一作。

MARVIN GAYEI WANT YOU』の

ジャケを意識したってのはあまりにも有名な話で、

このジャケのファンも国内外問わずかなり多いハズ!

また中ジャケなどで見られるCAMP LO二人の

服の着こなし方がイナセでなんとも洒落ぬいている。

内容の方でもSKIのプロダクションが

冴えに冴えまくった秀作。

その華やかなイメージは

HOLLY WOODあたりの週末の夜を髣髴させるではないか!?

(ちなみに彼らの出身はN.Y.QUEENSなんだけど。。。)

 

 

 

 

 

Notoriousbigreadytodie  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

THE NOTORIOUS B.I.G.READY TO DIE

BAD BOY1994

 

真ん中に座って微笑むアフロが可愛い赤ん坊。

背景が真っ白ってコトもあり、

これほど無垢なイメージを与えられるものはない。

しかし内容は大きく反し、

キャッチーながらもその色合いがエゲツない!

そのギャップに思わず仰け反ってしまう。

言わずと知れたN.Y.のラップ・キング、

BIGGIEの1STアルバム。

このジャケットによる

彼のマス&ハーコーを上手く掌握したイメージ戦略は

商業的にも大当たりし、

BAD BOYを率いるSEANPUFFYCOMBS

当時からのビジネス面における敏腕さにも

改めて感心させられる作品である。

 

 

 

 

 

Digitalinstereo  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RZA AS BOBBY DIGITALIN STEREO

GEE STREETV2)1998

 

②に続くこれも絵モノ。

WU-TANG CLANの総帥RZA

BOBBY DIGITALなるキャラクターを介して

ドロップした自身初のソロ作品。

このジャケ、何でも、

WU-TANG総出演となる

BOBBY DIGITAL』なる映画からの

イメージ画になるのではないかと推測される。

(果たしてそんな胡散臭い映画、

本当にあるんだろうか?)

イラストレーターの手掛ける

小物にまで目の行き届いた

緻密な水彩画タッチが非常にカッコイイ。

って言っても、結構悪趣味なんだけどね。

 

 

前編 其之弐 に続く。。。

2006年5月25日 (木)

困ったときの・・・

あ~困った!

何が困ったって、

そりゃ、ブログ用のネタが尽きてしまって、

それで困ってるんでやんす。

手持ちの新譜もすでに全て紹介してしまい、

それじゃあ早く新たに買出しに行けばいいじゃん!なんて

言われちゃうかもしれないけれど、

実は今、深刻な金欠なんです!!

というワケで、

巷じゃ MOBB DEEP の新譜に対する賛否論で

にわかに盛り上がっている今日この頃なんですが、

このブログにうってつけのそういったネタも

もうしばらくは傍観したままにおかなければならない状態であります。。。

こういう事情だから、

何も無理から更新しなくてもいいのでしょうが、

それこそヒネクレた性格の僕だから

こんな時こそ何か書きたいと思い立ってしまうのです。

・・・・・

しかし、ネタがない!

というワケで、

明日から数回に分けて企画物を書こうと思っています。

というより、

実は昔、友人達とクルーを組んでた頃、

皆で運営してたサイト用に書いていたレポートを

少し手を加えてここに発表しようと考えています。

乞うご期待!

 

P.S.

特集のリクエストがあれば

皆さんぜひ書き込みください。

よろしくお願いします。

 

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