アルバム・ジャケット品評会 後編 (其之弐)
今回をもって全2回となる
「アルバム・ジャケット品評会 後編」 の
完結を見るとともに、
これまで6回に分けてお送りしてきた
「アルバム・ジャケット品評会」 そのものの企画も
完結を見ることになります。
本当は2回分に分けて記事をアップするつもりだったのですが、
ブログ・サーバーの都合上、
これだけ大業な分け方になってしまいました。
とりあえず、
おバカなジャケ写特集の完結編と全体の寸評を
お楽しみください。
⑤THE 2 LIVE CREW
『AS NASTY AS THEY WANNA BE』
(LIL’ JOE)1989
マイアミを代表するエロ集団。
まあエロってのはこのジャケ写見てもらったら
わかると思うけど、
当時、
あまりの過激なエロネタに
全米各地で不買運動が起こったほどだったんだよね。
実は筆者、
彼らのメキシコ・ツアーに参加する機会があって
移動を共にしたのだが、
さすがエロ先生、
リムジンの中でも隣にはべらせたネエちゃんの
尻ばっか撫ぜ回してやがったよ。
筋金入りです。
彼らの他にも、
N.Y.はQUEENS出身のAKINYELEなんかが
その筋金入りのエロ魂を連綿と受け継いでいる。
⑥SNOOP DOGG
『DA GAME IS TO BE SOLD,NOT TO BE TOLD』
(NO LIMIT)1998
HIP HOPのバブリーなイメージを
ある意味一番具体的な視覚効果を以って表現したのが
この時期の一連のNO LIMIT作品群だった。
そのイメージ戦略と
“COMING SOON攻撃”
(寸暇を置かず続々と
レーベル内のアーティスト作品をドロップし続ける戦略)
が当たりに当たりまくって、
一躍シーンの注目レーベルへとのし上がった、
NO LIMITの諸作品群の中でも、
電撃的な移籍が多いに話題を呼んだ、
彼の移籍一発目となる本作は
特に華やかであった。
毒々しいと言うか、
この悪趣味なジャケットが全てを物語っている。
自分の欲望の対象物をポンポンと並べただけって所が
なんだか“子供が描いた絵”レベルしかなくて、
そんなお馬鹿さん加減が結構好きだったりする。
⑦MASTER P『MP DA LAST DON』
(NO LIMIT)1998
⑥同様、
同レーベルのボスなる彼のこの作品は、
当時の彼らの隆盛の極みを感じさせる。
このジャケ写、写真だと見難いが、
ちょっとした仕掛けが施されていて、
現物では彼の左手のロザリオや
右手に持つ葉巻の煙がユラユラと動くのである。
って言うか、
一体何考えてこんなモン作ったんだろ?
おバカすぎる!
後のライバルとなる
CASH MONEYの作品群やその他、色々な輩が
このテのBRING BRINGなジャケをパクっていたが、
やはりオリジネイター強し!と言ったところか。
表題が示唆するように、
彼自身のラスト・アルバムとなるハズだったのだが…
未だに表舞台出っ放しです。
二枚組、ボリューム満点の作品である。
左手、プラプラやし!!
⑧GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE
『THE MESSAGE』
(CASTLE MUSIC UK)1982
最後のノミネート作品は
これはCDアルバムじゃないんだけど、
OLD SCHOOLに敬意(?)を払う意味で
特別ノミネート。
スクラッチの生みの親が率いるクルー各人が
それぞれに好き勝手に
思い思いのファッションに見を包み…って、
アンタら、メチャクチャやん!
ポーズもバラバラだし、
やりたい放題ってカンジそのままです。
それが逆にこのカルチャーの黎明期の
得体の知れないパワーを見事に写し出している。
“オレ達最高にイケてるぜ!”ってナルシズムの気迫が
ここに溢れ返っている。
決して自分では真似したくないけど、
でもスタンスはカッコイイっしょ。
いいよね、HIP HOPって。
何て言うか…素敵です。
寸評
って言うか、
全部込みでアレだね、アレ。
まあHIP HOPに関わらず、
ジャケット写真というものは
アーティストとしての個性の発露だからさ、
どんなジャンルであれ、
視覚のもたらす効果って大きいし、
そういう意味でもジャケットって重要だよね。
ここに挙げたのはごく一部のモノなので、
“オレの方がもっとオモロイCDジャケット知ってるぜ!”
って人はたくさんいるだろうから、
そんな人は自分の宝物に留めておかず、
ぜひ皆にも教え広めていきましょうね。
実は、今回の記事で
このブログも99回目の更新となりました。
なんとか100回を目指してきた飽き性の僕としては
約半年間で100更新は
なかなか上出来な方ではないかと思っています。
えらく手前味噌な話ではあるのですが。。。
で、これまた手前味噌な話ではあるのですが、
次回の100回目の更新を記念して、
新たな企画物に取り組もうと考えています。
まあ、
まだ新譜のネタが仕入れられてへんってコトなんですが、
そういった場繋ぎ的なところも掛けて
次回から数回にわたって
ノンフィクション冒険活劇的な物語を
ココに披露したいと思います。
乞うご期待!
























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