「2007年ベスト・アルバムTOP10 (前編)」
そんな今年を総括する意味で
勝手なランキングを独断と偏見をフル活用して
“2007年ベスト・アルバムTOP10” を発表します。
今回は10位から6位までを厳選し、
披露したいと思います。
第10位 BIG SHUG
オススメ度 7.4
(ラップ:1.6 トラック:1.9 キャラ:1.3 話題性:0.8 構成:1.8)
オススメ度的に言えば、
ハッキリ言って局地的なファンにしか勧められませんが、
個人的には今年一番 “N.Y.の息吹” を直に感じられた、
直球の骨太な作風に感嘆しました。
PRIMO の強烈な辣腕も味わえる、
かつての全盛期のN.Y.シーンのいかつい音を楽しめる、
希少価値の高い作品です。
第9位 CAMP LO
オススメ度 7.6
(ラップ:1.5 トラック:2.0 キャラ:1.5 話題性:1.1 構成:1.5)
一聴しただけでは捉えられない音の深みが、
作品全編に施されていて、
この作品自体のミニマルさが嘘に想える程、
粘り強く力強い構成力が他を圧倒しています。
SKI マジック恐るべし!
楽曲の粒が立ちまくっているのは、
シングル・ランキングの並びを見て頂ければお分かり下さるでしょう。
第8位 50 CENT
オススメ度 8.3
(ラップ:1.4 トラック:1.8 キャラ:1.7 話題性:1.7 構成:1.7)
個人的には大嫌いな 50 ですが、
今作は実質的には KANYE との直接対決に
完全敗北したにも拘らず、
僕の独断的な感想としては、
彼の経歴においてかつてないほど良かった。
元来、ギミックに凝り固まったような彼にとっては、
斬新なほどに直球勝負でラップを聴かせてくれる作品だけに、
好感が持ててしまいます。
第7位 SWIZZ BEATZ
オススメ度 7.7
(ラップ:1.3 トラック:1.9 キャラ:1.4 話題性:1.3 構成:1.8)
作風構成のミニマルさにも拘らず、
各楽曲全体に広がるダイナミズムが
現在の SWIZZ の好調ぶりを見事に現している秀作。
ゲストが思った以上に少ないのに、
ゴージャス感を損なっていないところに
本作の凄みが伺えます。
SKITを含む全14曲中、
自身のプロデュース曲がわずか4曲しかないってのも、
逆に豪勢な話です。
第6位 DJ JAZZY JEFF
「THE RETURN OF THE MAGNIFICENT」
オススメ度 8.0
(ラップ:1.5 トラック:1.9 キャラ:1.5 話題性:1.2 構成:1.9)
音楽性を追求するという意味において、
今年ドロップされた作品群の中で
ズバ抜けた完成度を誇ったのが
JAZZY JEFF 御大の本作でした。
bbe からドロップされた “THE BEAT GENERATION” シリーズの
彼とっては第二作目にあたるのですが、
前作のクオリティーに劣るところのないという点に、
御大の御大たる揺らぎどころのない安定した力量が伺えます。
懐の深さに感服してしまいます。
“オススメ度” がまったく反映されていないようなこのランキング。
我ながら荒れてますね。
ちなみに、次点では、
NAS 「HIP HOP IS DEAD」 、
PLAYAZ CIRCLE 「SUPPLY & DEMAND」 、
JAY-Z 「AMERICAN GANGSTER」、
KEITH MURRAY 「RAP-MURR-PHOBIA」、
が入っていました。
上記4作品もなかなか素晴らしい出来映えで、
ぜひランキングに入れたかったのですが、
TOP10の枠に収まらず、
ここで簡単に紹介するに留めておきます。
明日は、2007年の総決算ともいえる
“2007年ベスト・アルバム トップ10”の
5位から1位を紹介します。
お楽しみに!






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