人気の理由
前回から大分間が開きました。
今回紹介するのは、
この夏一番の話題作、
T.I. の 「」 です。
彼のキャリアを通して、
一作ごとに確実にステップ・アップを果たし、
前作にて見事、
全国区における “KING” の座を治めるに到った、
この着実性とでも言うか、
見事な王道の貫きっぷりは、
“前KING” JAY-Z のそれに匹敵する勢いを感じます。
確かに前作は凄かった。
作品としてのトータル・バランスは
多少、粗さも目立ちましたが、
各楽曲ごとでの粒の立ち方は、
昨年ドロップされた作品群の中でも
群を抜いていました。
そういった意味で、
前作である種、極めてしまった感のある T.I. が
新たにどんな策略を以って新作をドロップしてくるか?!
本作での興味はそこに集中します。
結論から言えば、
本作における楽曲群の中には、
前作を上回るような爆発力を備えた楽曲は
見当たらないというのが僕の感想です。
しかしながら、
作品のトータル・バランスが非常に素晴らしい。
特に、
作品中盤から後半にかけての統一感のある構成には、
ある種の “刷り込み” に近い、
楽曲間に連なるシンクロ性を感じられます。


最近のコメント