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2007年7月16日 (月)

先生!先生!!

今日紹介するのは、

歴史的な一枚と呼べなくもない。

何せアノ KRS-ONE と MARLEY MARL が手を組んだ、

OLD SCHOOL最強の組み合わせによる一枚、

「HIP HOP LIVES」 ですから!

 

表題が表すのは、

もちろん昨年末に発表された NAS の新作、

「HIP HOP IS DEAD」 に対するアンサー的なモノを意味しています。

 

最近買った作品で

じっくりとリリックに耳を傾けて、

その意味を把握しようと努めたのって、、、

ほとんどないなあ。

ほとんど流すような状態で聴いているから、

ラッパーたちのスピットしているライムも

音の一つとして捉えているだけでした。

それが本作ときたら、

メッセージの一つ一つ、

パンチラインの一つ一つが、

ストンストンと耳に入ってきて、

KRS が次に何を言うか?!

興味を惹かれて仕方ない。

かつてこの音楽にのめりこんだ当時の

アノ情熱が再び焚きつけられたかのような作品です。

熱い!

とにかく熱い!!

何が熱いかって、

まず KRS と MARLEY のガチンコのぶつかり合いが

今更ながらに生々しいのです。

先生は怒っています。

この怒りという感情は、

ことこの音楽に関して言えば、

必要不可欠な詩情を生み出す一番の要素となります。

感情はやがて冷め行くもので、

そこに引き摺られる詩は、

惰性かそうでないか、

ハッキリと印象付けてくれるものです。

天性の詩人であった NAS にしても、

EMINEM にしても、

1ST作ほどに彼らの名声を決定付けることができなくなったのは、

1ST作の成功により得た地位や名声により、

彼らの生々しい怒りの感情が萎えてしまったからに他なりません。

・・・・・

話が外れてしまいましたが、

とにかく本作で先生は怒っています。

“HIP HOPが死んだ” と言われたことについて。

そうではなくて、

“HIP HOPが死んだ” と言われてもおかしくないような

現在の個性の発露を見失った、

現在のシーンについて、

彼は鼻息荒く、本気で怒りまくっています。

 

ループのオーソドックスな使われ方は、

昨今の流行なんぞまったく気にするそぶりも見せず、

まんまのスタイルで貫徹されているのが、

さすが生ける伝説、MAREY MARL 。

シンプルな②から KRS のキャノンが音に絡みつきます。

これぞキャノンの真骨頂とも言うべき、

小賢しいヒネりのないどストレートなリリックの④や⑥は、

歴史的なゴシップもふんだんで、

その分、先生のHIP HOPへの愛情の大きさを感じさせます。

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