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2007年6月 3日 (日)

新境地 2

改めまして、

更新遅れて申し訳ありません。

このブログを楽しみにしていたという奇特な御方も、

(ウソです、失礼なコト言ってごめんなさい)

そうでないという方も、

お待たせいたしました。

久し振りにキーボードを叩いております。

仕事が鬼のように忙しくて、

過労で死にそうになりながら、

更に鬱に入って、

かなりヤバい状況でありました。

今は何とか持ちこたえている状態です。

その勢いで、

久々にブログ更新しちゃおうというワケですよ、奥さん。

 

さて、

今回はこれまでにない、

一つの作品を二回に渡ってレビューするという、

LIL' FLIP の2枚組の新作について、

2枚目のレビューを書き進めて行きます。

。。。。。

200pxlilflip_ineedmine  

 

 

 

 

 

 

 

“1枚目を彼自身のこれまで辿ってきた延長線上にある、

STREETに密着した作風”  と称した手前、

2枚目のレビューに対して、

それなりに信憑性のあるレビューを書かないと、

本作、あるいは LIL’ FLIP に大して、

誤解が生じるというモノです。

というワケで、

2回に分けて、

本作を追求してイクコトとしましょう。

 

2枚目の特長は、

何と言ってもバラエティー豊かな楽曲構成に尽きます。

1枚目が THE SYMPHONY なるプロデューサーを中心に

組み立てられているのに対し、

2枚目は結構節操なく、

幅広い構成を見せています。

どれこそ①の NITTY から、

⑦の SCOTT STORCH 、

⑧の DJ PAUL & JUICY 、

⑪、⑰の SALAAM REMI 、

⑬の Z-RO 、

⑭の MANNIE FRESH に至るまで、

かなりバリエーションの豊かな、

フレキシブルな作風を堪能できるといえるでしょう。

しかもそれれぞれが、

各楽曲に応じて、

クオリティーの高い、

秀逸の楽曲を並べているのだから、

コレは簡単には見落とせません。

 

順に追っていけば、

まず、前述、NITTYT 製作の①のイントロからして、

かなりヤラレます。

そのメロディー・ラインの取り方からして、

かなり確信犯的なのですが、

続く②、③への流れも、

これまでの LIL’ FLIP 作品にはない、

柔軟性と、

何よりのキャッチーさを全面的に押し出しています。

定番の音源チョップを使った④に続き、

情感豊かなオケが印象的な⑤、

高揚感を煽るシンセの上モノが特徴的な⑥、

と流れていきます。

前述、SCOTT STORCH 製作の⑦は、

粘りつくようなフックのヴォーカルと相俟って、

LIL’ FLIP らしくない、

しかし、見事に調和されたキャッチーな楽曲に仕上がっていて、

思わず耳を凝らしてしまいます。

続く⑧も、

OSCAR 受賞で勢いに乗る THREE 6 MAFIA らが参加し、

いかにもそのノリをまんまに伝えてくれています。

このあたりの折り合いの付け方は、

元々、フリー・スタイル・キングとして鳴らした

LIL' FLIP としては、

その実力に違わぬキャパシティーを

各楽曲ごとに丹念に披露してくれていて、

メジャー志向な本作に対しての嫌味を

まったく感じさせない要因となっています。

ちょっと出足の重たい、

SALAAM REMI 製作の⑪、

Z-RO 製作の⑬などに続き、

いかにもその特色を留めた MANNIE FRESH 製作、

ゲストとしても参加した⑭の、

楽曲のせわしなさが、

本作のバラエティーの豊かさを物語っています。

1枚目の⑩でも参加していた MIKE JONES の参加する、

「FLY BOY」 のREMIXが⑯になるのですが、

ここでの MIKE JONES のキレ方は、

1枚目より断然凄いです。

ここでは完全に場を喰ってしまっている。

かっちょいいです。

2枚組の最終を飾る曲は⑪のREMIXで、

U.G.K. の二人が参加しています。

 

 

これまでの LIL’ FLIP の辿ってきた路線からすれば、

本作はかなり耳に馴染み易い仕上がりになっており、

それこそメジャー志向の完全なる形態を

その内に認められます。

それがマイナスに働いているのではなくて、

上手く自身の世界観を元に

クロスオーヴァーさせているあたりにこそ、

これまで実績を積んできた実力者ならではの

作品の深みを味わえるのではないでしょうか。

本作は個人的には、

LIL' FLIP のこれまでの作品群に対してのみならず、

2枚組として発表されたこれまでの偉大な先達の

他のどの作品よりもクオリティーが高いと

感じています。

 

オススメ度 8.4

(ラップ:1.6 トラック:1.9 キャラ:1.7 話題性:1.3 構成:1.9) 

 

 

 

 

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