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2007年5月 1日 (火)

MIXなのに正規盤より。。。

連休の中休みではあるのですが、

もちろんというか、

貧乏暇なしの僕は、

今日も明日もお仕事です。

仕事に出掛けてると、

案外、通勤のラッシュがヒドくて、

何も働いているのは僕だけではないのだな。。。と、

当たり前のことながらに感じました。

 

さて、

そんなこんなはともかく、

今日紹介するのは、

MOBB DEEP のフロント・マン、

PRODIGY のMIX作品、

「RETURN OF THE MAC」 です。

200pxreturn_of_the_mac  

 

 

 

 

 

 

 

思えば、

このユニット、MOBB DEEP の経歴も、

波乱万丈ですよね。

決して、

デビューと同時にスターダムに駆け上がった、

というのではない辛苦を

彼らも舐めながらに、

ここまで這い上がってきているのです。

ここで多くを語るまでもなく、

それは彼らに与えられた多くの賞賛と栄光が、

雄弁に物語っているでしょう。

 

G-UNIT と契約を交わしたのが、

彼らにとってプラスに作用したのかどうかはともかく、

明らかに、

G-UNIT からドロップされた彼らの作品は

駄作でした。

作品の評価としても、

セールスとしても、

予想以上に振るわないその結果に、

僕自身、

大いに失望したのを覚えています。

 

本作は、

そんな G-UNIT 色から掛け離れたところで、

LOUD 以降の MOBB DEEP を支えた、

KOCH からドロップされた、

MIX仕立ての作品となっています。

 

その実態は、

PRODIGY 名義の作品ながら、

全曲プロデュースを手掛けた THE ALCHEMIST との、

二人三脚でのユニット作品になります。

MOBB DEEP と ALCHEMIST の関連性は、

今更切っても切れないものなので、

そんなに目新しいモノはないのですが、

しかし、

MOBB DEEP のファンに、

彼らに対し目新しい何かを望む者は少ないと思います。

それは、

G-UNIT にジョインしての彼らの失敗が

全てを物語っているのではないでしょうか?

そういった意味で、

最大規模の KOCH からとは言え、

インディーからドロップされた、

古くからの、

身内とも呼べる ALCHEMIST を配して作成された本作に対し、

身を焦がすような期待感はまったくないものの、

絶対的に信頼の置ける、

期待どーりの MOBB DEEP の在るべき姿を

本作では堪能できるのではないのでしょうか。

 

 

個人的な話をさせてもらえば、

僕はMIX作品には興味ない。

例えそれが “オフィシャル” と銘打たれていても、

所詮はMIX作品。

正規作品との差は、

作品の完成度や、

各楽曲単位での完成度に至るまで、

歴然たる差が出ている。

僕はDJをしないので、

その辺りに興味がいかない分、

逆に楽曲としての完成度や、

ラップの完成度に作品としての重点を置くのだと想います。

そんな僕が、

G-UNIT からドロップされた MOBB DEEP の前作より、

インディーからドロップされた、

MIX作品としての本作の方が、

余程マシだと思えるのだから、

それは前作が悪かったのか、

それとも本作が素晴らしかったのか。。。

まあ、その辺りは置いておいてもだ、

本作は確かに、

古くからの MOBB DEEP ファンにも

満足のいく作品ではないだろうか。

 

例えば、

今時、45回転の声ネタを持ってくる③にしても、

やはりその哀愁の漂い具合は、

MOBB DEEP のイメージに非常に近しい仕上がり具合だし、

SKITである⑤でさえ、

NEW YORKに根ざした讃歌を感じさせ、

ミニマムながらに、

PRODIGY の訴えるトピックスが、

ピンポイントでこちらに伝わってくるというモノ。

多少、仰々しくも、

安っぽい⑧や⑪などは、

MOBB DEEP と ALCHEMIST ならではの、

簡潔な安心感を演出しています。

個人的に、

本作内で一番好きなのは、

ループの中毒性を煽り立てる⑫だ。

古き良き時代の、

ループを大切にした構成が、

楽曲の全面に滲み出ています。

そのワリに、

楽曲としての完成度が低いというのは、

MIX作品ならではのご愛嬌といったところ。

 

一人の、

しかも実力の確かな、

トップ・プロデューサーが、

作品全体を通して、

製作、

監修しただけあって、

作品のまとまり具合は非常に固いです。

それこそ、

方向性の定まっていなかった、

正規版でもある、

G-UNIT としての前作と比較して、

本作の完成度の高さの方が、

数段上と言えるのではないでしょうか。

そういった観点から見ても、

断然、

本作は、

古くからの MOBB DEEP ファンにお勧めです。

 

オススメ度 7.2

(ラップ:1.4 トラック:1.6 キャラ:1.5 話題性:1.0 構成:1.7) 

 

 

 

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