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2006年10月 9日 (月)

小さな巨人

せっかくの三連休でしたが、

引っ越してまだ二週間ということで、

色々所用が重なっていたので、

ゆっくり過ごすことができませんでした。

時間を縫って更新用の記事を

ちょこちょこ書きつつしているのですが、

先週の火曜に買ったばかりの新譜10枚分、

実はまだ一枚も聴けていません。。。

元々、新譜に対して、

購入した時点で満足感を覚えてしまっているので、

そういった意味で

本当にコレクター癖が強いということが

自身で実感できます。

まだ二枚分のレビューを書かないといけないので、

それが終わるまでは

聴く暇もなさそうです。。。

一体、何なんでしょうね・・・?

 

さて、

今日は残り二枚の内の一枚、

TOO $HORT の新作、

「BLOW THE WHISTLE」 について

書いていきたいと思います。

H45121a3549  

 

 

 

 

 

 

 

そのキャリアは古くから、

ベイ・エリアのみならず、

全国区でその名を馳せる TOO $HORT

オリジナルのスタイルを早くから確立し、

多くの模倣者を生み出した

一種のカリズマでもある彼ですが、

実は僕、

彼は結構苦手でして、

これまでほとんど彼の作品に触れてこなかったってのが

本当の所です。。。

そんな僕が偉そうに

彼の作品をあれこれ批評するなんて

おこがましいとは思いますが、

まあとにかく筆を進めます。

 

甲高いオモチャ声で

“元祖PIMPスタイル” を標榜してきた彼の

一体何が気に入らなかったのか?

それは自分でも分かりませんが、

先程も書いたように、

僕はコレまでの彼の作品群のそのほとんどを

耳にせずにきました。

もちろん、

BIGGIE の作品や、

同じく古くからベイ・エリアをレペゼンしている

E-40 などの作品において

ゲスト参加してる TOO $HORT の姿は

確かに認識しているのですが。。。

自分でも不思議に思いながら

本作を聴き進めていくと、

“BITCH BITCH” した①からして

いきなり彼らしいスタイルで幕を開けていきます。

なんだかここまでくると

伝統芸能の域だな。。。

とか何とか思いながら、

E-40 の時もそうだが、

同じ西海岸でもL.A.とベイ・エリアでは

作品の広がり方に違いが見られるのですが、

その顕著な表れとして、

ベイ・エリアのアーティストと

南部のアーティストの交流があります。

それこそ E-40 の新作にも

重要に位置を占めて参加していたのが

南部 CRUNK の帝王、

LIL JON だったが、

TOO $HORT の本作でも

彼の名は多く見られる。

全16曲中、

②、③、⑥、⑬、⑮、⑯の6曲の

楽曲製作を手掛けています。

更には、

最近の南部系作品では必ずお目に掛かる

JAZZE PHA

⑤、⑦、⑧、⑨、⑩、⑪と

これまた6曲分の楽曲製作に携わっており、

これだけ見ても、

本作がいかに南部寄りに製作されたかが

如実に現れている。

なのに、

土俵は完全に TOO $HORT が支配しているという

このマジックに驚かざるを得ない。

さすが “小さな巨人” TOO $HORT

存在感が凄すぎです。

個人的には、

LIL JON との相性より、

エッジの効いた音の立つ

JAZZE PHA との相性の方が好みです。

確かに、

本作をはじめ、

昨今の諸作品で頻繁に活躍している

JAZZE PHA の音を聴いていると、

その絶頂期を思わせるほどに

彼は今、絶好調ですね。

特にせわしないカンジの⑦や

レイドバックした⑧などは大好物です。

ちなみに、

本作のEXECUTIVE PRODUCERには

LIL JON の名が並んでいるのだけど。。。

 

本作のゲスト陣について書くと、

これまた豪華で、

変わりどころで、

④をプロデュースした

今やポップ・アイコンとなった

BLACK EYED PEASWILL. I. AM が、

SNOOP と共にそのままゲスト参加している他、

前述、LIL JON 製作の⑥に

南部の重鎮と新人、

U.G.K. PIMP CRICK RO$$ が、

JAZZE PHA 製作の⑪では

同じく U.G.K.BUN B

JAZZE PHA と共に参加している。

⑫の DAVID BANNER との共演も珍しいが、

あえて、

同じ西海岸を代表する

KURUPTDAZ のコンビとの

LIL JON 製作曲上での競演は

なぜか新鮮です。

そして先にも何度もその名を挙げた

ベイ・エリアを二分する巨頭の一人、

E-40 の参加する⑭での

それこそ E-40 のキレ具合がたまりません。

 

古くから守り続けていた

TOO $HORT のマナーと、

新しいシーンの流れとの融合を

見事にまとめ上げた作品として、

あまり彼に馴染みのない僕としても、

ある種の感動を以って迎え入れた作品になります。

さすがベテラン、

ブレてない。。。

 

オススメ度 8.0

(ラップ:1.5 トラック:1.6 キャラ:1.7 話題性:1.5 構成:1.7) 

 

 

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