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2006年9月24日 (日)

もしかすると一番上手い?!

僕はスキルフルなラッパーが大好き。

特にEAST COAST辺りの

リリックに独特のセンスを忍ばせたようなラッパー。

BIGGIE はその中でも群を抜いて大好きなんだけど、

僕は彼のどのラインを聴いていても、

そのスキルの高さに一々

感嘆の唸りを漏らせてしまいます。

僕はこれまで

何百というラッパーの作品を聴いてきていますが、

BIGGIE が一番上手いと

頑なに信じ続けています。。。

・・・・・

で、

今回書こうとしているのは、

実はその BIGGIE とは全然関係なくて、

前回の記事で書いた

METHOD MAN からの WU 繋がりで、

INS について書こうと思います。

 

というワケで、今回は

INSPECTAH DECK

通算3枚目となる新作、

「THE RESIDENT PATIENT」 を紹介します。

Theresidentpatient  

 

 

 

 

 

まず、

最近の記事は

際限なくダラダラ書いていたので、

今回はできる限りタイトにまとめたいと思います。

 

で、

今回、僕がこの作品の

何に注目して聞いているかというと、

ズバリ、

INS の “ラップ力” そのものについてです。

長かった BIGGIE 云々の前置きも、

実はそこに掛かってくるワケです。

 

繰り返しになりますが、

確かに、

僕は大の BIGGIE 好きで、

彼こそがNo.1ラッパーだと信じて疑いませんが、

しかし、

冷静に突き詰めていくと、

こと “ラップ力” のみに限って考えていくと、

実はこの INSPECTAH DECK なる男、

もしかすると

彼こそ一番ラップが上手いと

思えなくもないです。

特に彼の若かりし頃は、

第一声目の発し方、

いきなりの切り込み方の切れ味の鋭さに

思わず聴き惚れてしまい、

そのフロウに漂う緊張感にシビレてしまうほどでした。

彼が PRIMOPETE ROCK といったような

一流の職人系プロデューサーに見初められたのも

充分に頷ける話です。

そういったあたりに重点を置いて

本作を聴き進めていくと、

良く言えば “円熟味” 、

悪く言えば “エッジのなくなった” 、

INS のライムが浮かび上がってきます。

もっと手厳しく言えば、

声に張りがなく、

切り込み方に勢いの感じられない、、、

というのが正直な感想です。

その為に、

唯一無二だった彼の独特の緊張感が

撓んでしまっている。

例えば、

決してオケとの相性は悪くはない、

自身の製作曲④などでは、

ビート上を転がるような躍動感が持ち味だった

彼のフロウが、

ビート上にベッタリと貼り付けられたかのような、

なんとも平坦的な印象を強く受けます。

本作中、

最もドラスティックで切れ味の鋭いビートの⑨でも、

ここでの INS のラップは

凡庸の域を超えていません。

続く、本作中唯一の RZA 製作曲、

⑩の素晴らしく “LOW” なオケの上での INS のラップは

彼本来の揺るぎない確信めいたモノとは

明らかに掛け離れているように思えます。

 

ビートに関して言えば、

珍しい所で BEATNUTSPSYCHO LES

いかにもらしいオケを提供しています。

かつての LOUD つながりですね。

久々に BEATNUTS

ガッツリ聴きたくなるような曲です。

 

こんなカンジで、

“もしかすると、

ある意味、一番ラップの上手い”

と思える INSPECTAH DECK も、

本作中ではその実力を

十二分に発揮できたとは言えないようです。

 

オススメ度 7.2

(ラップ:1.6 トラック:1.3 キャラ:1.6 話題性:1.4 構成:1.3)

 

 

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