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2006年7月29日 (土)

西海岸よ、永遠なれ!

今日紹介するのは、

HIP HOP WEST COAST の復権を

一身に担っている、

SNOOPDAZ KURUPT からなる伝説のユニット、

THA DOGG POUND

復縁第一弾作品、

「CALI IZ ACTIVE」 です。

Simg_t_oh36366abwgi   

 

 

 

 

 

 

THA DOGG POUND

D.P.G. Dogg Pound Gangsta

あるいは、

D.P.G.C Dogg Pound Gangsta Clique 

違いは何だ?

と悩まれてる方に簡単に説明をしておきましょう。

まず、THA DOGG POUND とは

DAZKURUPT そして SNOOP の三人からなる

トリオとしてのユニット名になります。、

続いて、D.P.G. とは、

DAZKURUPT の二人で組んだ

デュオとしてのユニット名になり、

最後の D.P.G.C.

DAZKURUPTSNOOP を中心に、

WARREN GNATE

RBXTRAY DEEE GOLDIE LOC

BAD AZZE-WHITESOOPAFLY 他、

果ては ROSCOE から XZIBIT に至るまで(!)、

ウェッサイ好きには涎モノの名が

ズラ~っと連なる大所帯のユニットの

グループ名がそれにあたります。

ちなみに、

以前、このブログで紹介したのは

D.P.G. 名義での作品 で、

空中分解状態だった彼らが再び結束し合い、

ユニットとしてリユニオンを果たした

第一弾目の復帰作でした。

 

本作の内容を紐解いていくと、

全16曲中、

DAZ がプロダクションを手掛けた曲ってのが

一曲もないってのがまずもって驚きだ。

代わりに BATTLECAT SOOPAFLY

二本柱で奮闘しています。

この二人の名を目にするのは久しぶりで、

何だかとっても懐かしい。

珍しいところでは SWIZZDAVID BANNER

JAZZE PHAE がそれぞれ一曲ずつ参加していますが、

その中でも、

何と言っても SWIZZ 製作の③は

すごく目立っています。

SWIZZ お得意のアッパー系の楽曲に

ゴリ押しでくる DAZ のフックがすごく映えていて、

際立って耳を惹きます。

かつての “ウェッサイ・マナー” を髣髴させる④に続いて、

⑤では異色のゲスト、

BAD BOY の総帥 DIDDY を招いています。

よくよく考えれば、

かつて D.P.G. の所属する DEATH LOW

この DIDDY 率いる BAD BOY

かなりシリアスなビーフを抱えていたのだから、

アレから十年近く経って

このコラボレートを目にすると、

何だか不思議な気分がしてしまいます。

まあ、この曲に関して言えば、

DIDDY のラップのヘタクソさが目立ってしまって、

あまり好ましい結果は生んでいないのだけど。。。

ユルくてイナタい⑨には RBXNATE が参加。 

D.P.G.C. の独特の世界観が見事に展開されています。

続く⑩は個人的には本作中一番注目の曲。

BATTLECAT の作るアグレッシヴなオケに

今となっては珍しい SNOOP の攻撃的なラップが

すごく刺激的でカッコイイ。

DAZ の煽り方がまた素晴らしく、

それに触発される形で

久々に SNOOP のギャングスタ魂に火が付いたカンジ。

流れで曲調の攻撃性を継いだ、

まるで TIMBO 調な⑪は

実は DAVID BANNER 製作による楽曲。

クレバーなカンジでコレもいいゾ。。。

フックでの DAVID BANNER の働き方が

これまた拍手モノでいいです。

⑫でも RBX NATE が再び登場し、

不穏なビート上で小慣れたマイクリレーを展開していく。

続く⑬は MIKE JONES がゲスト参加。

ユル~いビート上での MIKE JONES のラップって

何だか彼がすごく上手く思えてきちゃうから不思議です。

 

とまあ、

ゲストを中心に曲紹介していきましたが、

ここに挙げてない曲も

皆、すこぶる調子良い。

改めて思わされるのは、

やはり DAZ KURUPT のコンビネーションは最強だ!

ってコトで、

そこに SNOOP が加わり醸し出される全体の雰囲気が

本当にたまらない。

これぞ西海岸流儀そのもの。

ただ、彼らの魅力でもあった

“擦り切れるくらい研ぎ澄まされた

圧迫されたギャングスタ・ライフの緊張感”

って空気は、

悲しいかな、

希薄になってしまったというのもやはり事実です。

・・・・・

まあ、コレばかりはしょうがないか。

でも、

作品としては非常にバランスがよく、

全体としてのまとまりや、

各楽曲ごとで見ても品質が高いので、

エンターテイメントとして素晴らしい出来映えだと思います。

西海岸復権を模索する彼ら、

L.A.が再びHIP HOPの中心に

返り咲くことはあるのでしょうか?

彼らのこれからの展開が益々楽しみです。

 

オススメ度 8.3 

(ラップ:1.8 トラック:1.7 キャラ:1.6 話題性:1.5 構成:1.7) 

 

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コメント

BATTLECAT と SOOPAFLY !!最近目立たないですね(汗)
D.P.G.C.はXZIBITまで含むんですねぇー笑

>“擦り切れるくらい研ぎ澄まされた圧迫されたギャングスタ・ライフの緊張感”
たしかになくなってしまいましたね。
Diddyが参加しているのもうなずけます。


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