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2006年4月 1日 (土)

FIVE DEEZ なんていかが?

HIP HOP のマス・ベクトルが

ギャングスタで、サグで、ピンプで、

プレイヤー志向の方向へと大きく傾き過ぎた時、

それに対するアンチテーゼととして

いわゆる “良質のグッド・ミュージックとしてのHIP HOP”が

反動的に大きく取り上げられる、

一種のムーブメントみたいなモノがあった。

。。。

でもこのムーブメントというか、

時代のサイクルはこれまでのHIP HOP史の中でも

何度も繰り返されていることで、

一度きりの流行り廃りではない。

“NATIVE TONGUE” を称する NEW SCHOOLERS や

彼らのムーブメントを後継する “NEO NATIVE TONGUE”

その最たる存在である。

 

と、ここまで書いておきながら

今回紹介する作品は前述した2つのムーブメントとはまた異なる。

今日は FIVE DEEZ というグループの

「KOMMUNICATOR」 という作品を紹介します。

679507  

 

 

 

FIVE DEEZ といえば

鬼才のプロデューサー FAT JON を中心としたグループとして

ご存知の方が多いのではないだろうか。

オハイオ州はシンシナティーを拠点にした彼らの活動は

周囲に有能な同業者を惹きつけ合っている。

LONE CATALYSTS UNSPOKEN HARD といった面々だ。

彼らは決してシーンに暖かく迎え入れられたわけではない。

しかし、

彼らの溢れるHIP HOPへの愛情は世界に充分伝わっただろうし、

それを高く評価したオーディエンスもいる。

日本は彼らに対して好意的な受け止め方をしている。

FAT JON が日本のアニメ 「SAMURAI CHANPLOO」

サントラなどに参加したりするなど、

その形跡は顕著である。

彼らの作品群は日本盤として店頭に並んだものが多く、

その帯にある売り文句はズバリこう、、、

“良質のHIP HOP”・・・

 

前置きが長くなってしまいましたが、

FIVE DEEZ の久々の新作です。

全体を評して、

なんと静かで、穏やかで、くつろいだ音楽だろう!

それはいわゆるレイドバック感ではない。

確信犯めいたいかにも FAT JON らしい楽曲構成で、

全編を通したイズムはまるで揺るぎない。

②、③からオールド・スクール・マナーの④にかけての流れは

正に絶品です!

全11曲とミニマルな作りだが、

タイトにまとまったそのテの嗜好者にはたまらないクオリティー。

 

オススメ度 7.1 

(ラップ:1.2 トラック:1.9 キャラ:1.1 話題性:1.0 構成:1.9)  

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コメント

>HOSSYさん
プレイヤー系もグッドミュージック系も僕は両方好きなんですけど、バランス的に偏りすぎると飽きがきてしまう性格なんです。
なんか・・・時代にマッチしてるというか、流されてるというか。。。
でも、そういうサイクルがあるから、この音楽を長く愛してこれてるのだと思いますね。

たしかにプレイヤー志向が強くなると、特に光を浴びますね!歴史は繰り返すって感じでプレイヤー系→偽プレイヤー系→グッドミュージック系→プレイヤー系→・・・と連綿と続きます(汗)

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