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2006年3月12日 (日)

CAPONE だって負けてません!

皆さん、CAPONE ってご存知?

“知らいでか!” とツッコまれた方、

オミソレしました。

そりゃそうだ、

なんたって CAPONE-N-NOREAGA で名を馳せた片割れだもんね。

N.Y.はクイーンズというHIP HOP最重要地区をレペゼンした

同コンビのかつての活躍を知ってなきゃ

そりゃモグリってもんよ!

・・・・・

ところで、

CAPONE のラップを記憶している人って、、、

います??

 

今回紹介するのは

その CAPONE の初のソロ作品

「PAIN ,TIME & GLORY」 です。

551424  

 

 

 

CAPONE-N-NOREAGA として華々しくデビューした

CAPONE ではあるけれど、

コンビのデビュー作 「THE WAR REPORT」

強烈なスポットライトを浴びていたのは

相棒の NOREAGA の方でした。

しかも、そんな折にも CAPONE はムショを行ったり来たり。

一方その間、NOREAGA はコツコツと仕事に励み、

いつしか客演王の座にまで昇り詰め、

自身のソロ作品も大成功を収める。

ムショの壁の中でまんじりともできぬ CAPONE

シーンを席巻する NOREAGA  “WHAT !? WHAT !?” 旋風を

単純に比較しても

二人の間には雲泥の差が生まれてしまっていました。

皆が注目するのは当然 NOREAGA の方になります。

それはもう、圧倒的に。

。。。

しかし!

天邪鬼でヘソ曲がりな僕は秘かに

眠れる獅子 CAPONE の活躍を

今か今かと待ち続けていたのです。。。

そしてようやく待望の CAPONE 初ソロ作品が

昨年 (2005年) 秋頃、ドロップされました。

その作品がコレなんです。

 

とは言っても、

この作品、今のところ

それ程大々的に取り上げられてはいません。

輩出先もインディーだし、

配給もメジャーは全然噛んでいません。

ドロップされたってコトを知らない人も多いのではないでしょうか?

ちなみに、この作品も昨年から探し回っていたのですが、

店頭で発見することができず、

仕方なく AMAZON で取り寄せた一つになります。

 

一聴してチープな印象が強く、

期待ハズレだったか、とガッカリしかかっていたのですが、

繰り返し聴いてみると

それぞれの楽曲の印象がドンドン変化してきました。

結論から言えば、

この作品、なかなか味が出ていてオモシロい。

CAPONE のラップの魅力を充分に伝えてくれる

ツボを押さえた作りとなっています。

 

CAPONE のラップの特徴は

何と言ってもその高音域の声質で

引っ掛かるように言葉をぶつけてくる点にあります。

まるで耳障りなまでの高周音波のような彼の声は、

確かに相棒 NORE と比べると

音の通り方が断然に引けをとるので、

二人が並んだ楽曲では当然目立ちにくくなってしまいます。

しかし彼の声を単品で聴くと、

なかなか特徴的で独特のインパクトを持っています。

僕個人の嗜好としては、

こういった個性的なラッパーが大好きなので、

売れてるけど売れてない (?)

CAPONE の活動に注目してしまうのは、

これはもう必然といっても過言ではありません。

(もちろん NORE がオリジナリティー溢れるラッパーであることは

言及するまでもなく、 彼も同じく注目してはいますが)

 

楽曲製作には

CAM'RON 率いる DIPLOMATS の作品などでお馴染みの

HEATMAKERZ らが参加し、

ビビッドでドラマティックな楽曲構成を主軸に配されています。

特に作品後半は絶妙の展開を見せています。

また、客演の人選もシブくて、

C-MURDERBUN BSCARFACE

DEVIN THE DUDEBUTCH CASSIDY

それに RAEKWON と、なかなか心得てらっしゃる。

相棒 NOREAGATHE NEPTUNES は今回不参加だが、

CAPONE の持つ特色を活かす為には

それが正解だったと思う。

②、③によるドラスティックなオケが印象的な幕開けから

疾走感溢れるビートにアグレッシヴなラップの乗っかる⑬、

バウンスの突き抜け方が素晴らしい⑭、

情感タップリにスピットする泣きの⑮あたりの流れは

確実に作品を波の頂に高めつつあるのが手に取るようにわかる。

そこからクライマックスに達する展開が

この作品の非凡な様を如実に顕していて、

45回転オケ上で攻撃的なフロウを見せる⑰、

うねり狂うベース音上で RAEKWON とマイクを交わす⑱、

巧妙な展開が目を見張る絶品の⑲、

そして幕閉めには壮麗すぎるほどの⑳で作品は完結を見るが、

先にも言ったように、

後半の展開し方が実に巧みで絶妙の上手さを見せている。

ドカンっとデカい衝撃はないが、

インディー作品にしてはよく練られた構成で、

CAPONE-N-NOREAGA の際では決して表現しきれなかった

CAPONE の魅力が

この作品に十全と詰まっている。

 

僕としては彼のアグレッシヴにつっこむラップが好きで、

そのあたり、⑬や⑰あたりで見事に期待に応えてもらってるのだが、

それだけでなく、

一歩引いた泣きの魅力も充分に堪能させてもらった。

よく似たところで GHOSTFACE がいるが、

彼をもっと無骨にしたスタイルが CAPONE だと思ってもらうと

わかり易いんじゃないだろうか。

GHOSTFACE ファンは CAPONE の本作を

ぜひチェックしてみられるといいと思います。

 

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コメント

なるほど!カポーンとカポネで(読み方が間違ってたのかな)気がつかなかった(汗)
確かにMR.CAPONE-Eもいますね
トリビア1つゲットです!


>HOSSYさん
そうですよ。
CAPONE はマフィアの中でも大物中の大物。だからラッパーの憧れから、他にもMR.CAPONE-E というチカーノのラッパーや、CAP-ONE なんて名前のラッパーがいたりします。
そういえばこの前、ラッキー・ルチアーノを題材に扱った映画が深夜にやってて、結構オモシロかったな。カポネと同年代の頃のマフィアで、一番力を持ってた伝説の男です。
ちなみに、NOREAGAはパナマの麻薬王ノリエガ将軍からとってます。

CAPONE の名前は、伝説のギャングのボスのアル・カポネAl Caponeからきてるんでしょうか?うーむ。

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