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2006年2月23日 (木)

日常生活の冒険

ショック!

何がショックかって、

せっかく仕上げにかかってたブログの記事を

クリックを間違えて消しちゃった。。。。。

2時間近く掛けてせっかく書いたのに

悲し過ぎます。。。。。。。。。。。。。

。。。

。。。。。。

同じミスを何度もやってるのに

ぜんぜん学習してねえし!

 

気を取り直して、、

新しい記事を書くことにします。

 

今回紹介するのは小説です。

ノーベル文学賞の受賞作家で知られる

大江健三郎 氏 の 「日常生活の冒険」 という

いわゆる青春小説です。

01798649  

 

 

 

 

この作品は大江氏の初期の作品の一つで、

氏の独特の湿り気を帯びた灰色の文体が非常に瑞々しい。

舞台背景は1950年代後半から

‘60年代前半にかけての物語なのだが、

今読んでも一向に色褪せたところのない

HIP HOPでいうまさに“クラシック”作品である。

(といっても、

よくある古典文学といったような類ではないが)

ストーリーは主人公とその精力的な活動家でもある友人の

日常生活における冒険を描いたもので、

この主人公と活動家の友人は

大江氏と彼の友人であり義弟でもある故 伊丹十三 氏を

モティーフにした物語だそうだ。

大江氏と伊丹氏は学生時代からの友人で、

大江氏は伊丹氏の妹と結婚している)

 

作品の詳しい内容はともかく、

この中で繰り返し訴えかけてくるのは

“自己欺瞞を放逐せよ!” ということだ。

このメッセージは強く僕に響いた。

 

僕はHIP HOPをファッションとは捉えていない。

アメリカの都市部のプロジェクトで

生まれ育ったワケでも ない 僕が

他人にHIP HOPをどうこう言う資格はないと思うが、

僕個人にとってはそれは “道” なのだ。

(このブログを読む若い読者に伝わればいいのだが・・・

“カッコイイから好き” でぜんぜん構わない。

ただ、それだけで思考を閉ざしちゃうのではなくて、

何故カッコイイと思えるのか?

それを考えるだけで全然HIP HOPと自分の繋がり方が

より密接になって、それまでとは違ってくるだろう) 

 

で、なんでこんな暑苦しいこと言うかというと、

先に紹介したこの 「日常生活の冒険」 という作品は

そういった精神的な意味で、

非常に研ぎ澄まされたようなHIP HOP的価値観

(ブリングって意味ではなく) を

描き出してると僕は捉えたのである。

だから、ここでぜひHIP HOPファンに紹介したかった。

 

大江氏の文体は長ったらしく、

慣れてない人には最初のうちは

かなり読み辛いかもしれませんが、

慣れてくると病み付きになるハズです。

ノーベル文学賞や芥川賞などの肩書きが持つ

堅苦しいイメージの固定観念が付きまとっているかもしれませんが、

氏の作品、特に本作は

非常にエンターテイメント性の高い小説で、

充分に楽しんで読めると思います。

ネットで、しかも手頃な値段で

文庫を取り寄せることができるので、

ぜひ読んでみてください。

 

さ~て、

明日あたり、久々新譜でも漁りに行こうかな。

 

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コメント

私がHipHopが好きなのは、そこに人間の本性がすごく現れているところです。power,money&respectのキレイ事じゃない部分が剥き出しなのが好きです。

もちろん思春期にはまったのが大きいのかも知れませんが、日本の歌や他のジャンルの歌は人間のきれいな部分や愛なんかが歌われてますが、人間の本性はそんものではなく、(city of godの世界とまでは言いませんが)ヒップホップのなかに凝縮されているような気がします。(リアリティがない嘘も含めて)

人間の嫌な部分が凝縮されているところがとても好きな理由です。

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