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2006年2月16日 (木)

'98 新人MC四天王 - CAM'RON 編 -

引き続き、

“‘98年新人MC四天王” です。

 

今日は CAM'RON 編。

    

N.Y.はハーレム出身の彼は

元々、地元の仲間達で作ったグループ

CHILDREN OF THE CORN として

アンダーグラウンドで活躍していた。

その主要メンバーは彼を含め、

MA$EBIG LBLOODSHEDMCGRIFF 等、

かなりなエリート集団であった。

グループは CAM の従兄弟でもある

BLOODSHED の交通事故死の後解散してしまった。

彼らの音源は BIG L のデビュー作に1曲参加しているが、

メジャー・リリースは果たされていない。

(MIX TAPEで出ているモノがあるが、完全体ではなさそうだ)

ちなみに、BIG L の作品に参加した曲では、

CAMKILLA KAM 名義で参加しているが、

MA$E は参加してない)

今のフリーキーなスタイルはまだ見られず、

いたってノーマルなラップを聞かせています。

グループ解散後もラップを続けた彼に

メジャーへの道を切り開いてくれたのが、

高校時代からの盟友 MA$E だったという話は有名ですね。

彼らは KILLA KAMMURDER MASE と名乗って

活動していたそうですが、

MA$ESEAN “PUFFY” COMBS 率いる

BAD BOY の隆盛の極みにあった時期に

CAMBIGGIE に紹介したのが

彼のデビューのきっかけとなりました。

 

CAM のラップの特徴は、

何といってもアノ変態的なビート解釈による

フロウの崩し方に集約されています。

フリーキーでクセのあるラップをするヤツは

それこそゴマンといるが、

あそこまで崩してオリジナリティーを出しているラッパーは

今もって彼しか見当たりません。

彼の舎弟の一人、JUELZ SANTANA

かなりユル~いラップをしますが、

CAM のそれと比べると色が薄い!

RUFF RYDERS 所属のラッパー

DRUG-ONCAM 公認の似通ったスタイルを披露していますが、

やはりオリジネイターにかなうはずもなく、

CAM のユルユルなラップは群を抜いた存在感を発揮します。

 

「CONFESSIONS OF FIRE」 (1998)

「S.D.E.」 (2000)

ConfessionsoffireSde  

 

 

 

BIGGIE のビジネス・パートナーだった

LANCE “UN” RIVERA が立ち上げたばかりの

UNTERTAINMENT と契約した CAM の1STは、

盟友 MA$ENOREAGAJERMAINE DUPRI

USHERKELLY PRICE に、

レーベル・メイトとなった

BIGGIE の最後の愛人 CHARLI BALTIMORE らが参加し、

なかなか話題になった。

その割に作品のクオリティーは凡庸で、

どうしても引きが弱い。

しかも盟友 MA$E とはP.V.出演のギャラをめぐって

仲たがいしてしまうし、

あまり良い船出とは言えなかった。

2ND作は更にレーベルのゴタゴタに巻き込まれて、

さすがに CAM'RON のキャリアもここまでかと思ったぐらいだ。

ところがここで大逆転!

「COME HOME WITH ME」 (2002)

Come_home_with_mecam  

 

 

 

UNTERTAINMENT からなんとか脱退した CAM

そのまま地元が同じ ROC-A-FELLA の総帥

DAME DASH に誘われ、同レーベルと契約。

.そしてそこから復帰作となる3RDをドロップすると、

ようやく彼が望んだ地位をシーン確立するに至った。

ようやく世間に彼の実力が認められたと、

この時は僕も小躍りして喜びました。

この作品で彼はトレンドセッターとしてシーンを席巻しました。

それまでマチズモが常態であったHIP HOP界を、

CAM はピンク色のファッションで身を包み、

その常識を覆したのだった。

他にも、ベースボール・キャップの洒落た被り方も

彼発信だったと思うし、

JUST BLAZE 製作曲のイントロで

彼の名前をシャウトするのを流行らせたのも

CAM'RON 発信だった。

ってか、デビュー時はけっこう丸々してたんだけど、

病気で痩せて、かなり男前になってたのにはビックリしました。

 

その後、ROC-A-FELLA 内で独自の派閥活動を押し進め、

自身が舵を取る THE DIPLOMATS の作品を

同レーベル内から発表。

「DIPLOMATIC IMMUNITY」 (2003)

469425dipl  

 

 

 

同レーベルで製作された映画

「PAID IN FULL」

205405  

 

 

 

 

にも出演した。

しかし、どうしても ROC-A-FELLA 本隊と

足並みがそろわず、

THE DIPLOMATSKOCH へ移籍。

「DIPLOMATIC IMMUNITY 2」 (2004)

Simg_t_oamgsg55804ig9tajpg  

 

 

 

その後発表された CAM のソロ第4弾の

「PURPLE HAZE」 (2004)

Purple_haze_2  

 

 

 

もレーベルのプッシュがあまりなかったようで、

仕上がりも前作ほど高くはなかった。

 

そんな CAM もとうとう ROC-A-FELLA を脱退し、

WARNER と契約したらしい。

今年、新作が発表されるとか。

 

せっかくの実力者だから、

彼にはこれからも頑張ってシーンの先頭に立って、

ドンドン牽引してもらいたい。

 

 

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コメント

Cam'ronはノーマークでした。意外とすごい奴なんですね(汗)ディプロマッツもすごい人気だし。

今、Jay-Zともめてますね!かつてロカフェラの副社長とかになっていたような記憶があるんですが・・・。

ただ、"Killa"という掛け声がアルバムを通してやたら多いのがちょっと苦手です(笑)

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